藍9位後退 終盤の連続ボギーに「もったいなかった」

[ 2011年10月22日 06:00 ]

台湾選手権第2日

(10月21日 サンライズ・ゴルフ&カントリークラブ=6390ヤード、パー72)
 首位から出た宮里藍(26=サントリー)は終盤の2連続ボギーで73とスコアを落とし、通算3アンダー、141で首位と4打差の9位に後退した。71をマークした宮里美香(22=NTTぷらら)も通算3アンダーで9位。上田桃子(25=フリー)は70で回り、通算イーブンパーの19位に浮上した。首位には通算7アンダーでアサハラ・ムニョス(23=スペイン)とアンナ・ノードクイスト(24=スウェーデン)が並んだ。

 通算5アンダーとスコアを伸ばして迎えた終盤で、まさかの失速だった。16、17番で連続ボギーを叩き、9位に後退した宮里は「もったいなかった」と悔やんだ。

 芝目が入り組んだグリーンでラインの読みが狂った。16番では約7メートルのパーパットを強く打ち過ぎ、返しも入らず3パット。17番は第3打のアプローチでピンを約1・5メートルオーバーし「思った以上に球が止まらなかった」と誤算を口にした。

 この日は雨が降ったこともあり、コース特有の強風はそれほど吹かなかったが、第3ラウンド以降は風への対応が勝負を分けそうだ。首位のムニョスらとは4打差に開いたが「強風への感覚は出来上がっている」と自信をのぞかせる。「頑張らないといけない位置だけど、まだどうなるか分からない」と、残り2日での巻き返しの意欲は失っていない。

続きを表示

2011年10月22日のニュース