久保倉 大会新で3年ぶり4度目V

[ 2011年9月25日 06:00 ]

 陸上の全日本実業団対抗選手権第2日は24日、徳島県・鳴門ポカリスエットスタジアムで行われ、女子400メートル障害で今夏の世界選手権代表、久保倉里美(新潟アルビレックス)が55秒90の大会新記録で3年ぶり4度目の優勝を果たした。

 同200メートルは高橋萌木子(富士通)が23秒81で制した。男子200メートルは世界選手権1600メートルリレー代表の高瀬慧(富士通)が20秒62の追い風参考で勝ち、高平慎士(富士通)は20秒87で2位。同走り幅跳びは菅井洋平(ミズノ)が8メートル09の追い風参考で3連覇した。

 ≪長期離脱の塚原が復帰≫右アキレス腱の部分断裂で5月から長期離脱していた塚原直貴(26=富士通)が、男子200メートルで復帰。決勝は21秒08で5位に終わったが「当初はめどが立っていなかったので、ここまでの過程には80点をあげられる」と復帰第一歩を喜んだ。銅メダルを獲得した北京五輪400メートルリレー第1走者の復帰に、日本代表の高野進監督は「一歩一歩やっていこう」とロンドン五輪に向けて声を掛けていた。

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2011年9月25日のニュース