史上6人目!白鵬が20度目V

[ 2011年9月25日 17:49 ]

優勝パレードの出発で、今場所限りで引退になる行司の木村庄之助(中央)と記念写真に納まる横綱白鵬。左は十両旭秀鵬

 大相撲秋場所千秋楽(25日・両国国技館)横綱白鵬が大関日馬富士を上手投げで下して13勝2敗とし、2場所ぶり20度目の優勝を果たした。20回以上の優勝は史上6人目。2敗で並んでいた関脇琴奨菊が大関把瑠都に上手投げで敗れた時点で白鵬がトップに立った。琴奨菊は12勝3敗で、28日に大関に昇進する。

 日馬富士は8勝7敗、把瑠都は10勝5敗で終えた。豪栄道を押し倒して12勝3敗とした関脇稀勢の里は2場所連続で2桁勝利を挙げ、来場所で大関昇進に挑む。関脇鶴竜は雅山を押し出して9勝6敗。小結豊ノ島が7連勝で勝ち越しを決めた。

 琴奨菊が殊勲、技能賞、稀勢の里は殊勲賞を獲得。平幕で活躍した臥牙丸が敢闘賞に輝いた。

 琴奨菊が新大関として登場する1年納めの九州場所は、11月13日に福岡国際センターで始まる。

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