32強決まる…15歳柏原“遼スタイル”でリベンジ

[ 2011年6月23日 06:00 ]

 ゴルフの日本女子アマチュア選手権は22日、兵庫県の宝塚GC(6216ヤード、パー72)で第2ラウンドを行い、首位から出た熊本国府高の大城美南海(守礼)とチヒロ・イケダ(フィリピン)がともに71で回り、通算6アンダーの138でトップとなった。上位32人がマッチプレーによるトーナメント戦に進出した。首位に2打差の3位は昨年準優勝した宮崎・日章学園高の15歳、柏原明日架(宮崎大淀C)と堀奈津佳(徳島C)で、上位4人が今秋の日本女子オープン選手権(愛知県名古屋GC和合)出場権を獲得した。

 「ここからが勝負ですから」。ストロークプレー3位でマッチプレーに進んだ柏原の受け答えは、15歳とは思えない落ち着いたものだった。昨年は決勝で、その後プロ入りした酒井美紀に逆転負けした。「体力不足を痛感した」という反省から、この1年はトレーニングに励んだ。握力、下半身の強さは大幅にアップし、ショットの精度が増した。憧れの選手は石川遼。「プレースタイルも言葉遣いも参考になる」と、髪形も“遼スタイル”をまねしている。今季のテーマ「一喜一憂しない」を肝に銘じ、昨年のリベンジに挑む。

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2011年6月23日のニュース