デンソー勝って首位に３チーム並んだ！

　日本女子ソフトボールリーグ（スポニチ後援）は１５日、３会場で６試合を行い、デンソーは染谷がアボットとの投げ合いを制し、トヨタ自動車に１－０完封勝ちした。これで全勝チームはなくなり、トヨタ自動車、ルネサスエレクトロニクス高崎、デンソーの３チームが４勝１敗で首位に並んだ。

　＜ルネサスエレクトロニクス高崎　上野７０回目完封＞上野が日立ソフトウェアを散発４安打に抑えて今季２度目の完封勝ち。初回、岩渕の先制打などで３点の援護をもらうと“打たせて取る”テーマ通り奪三振は６個ながら、内野ゴロで１０アウトを積み重ね５－０の勝利に貢献。これで１９回連続無失点となり「いい打者がそろっている相手だったので気合が入った。快い緊張感を感じている」と通算１４３勝目、７０回目の完封勝ちに酔いしれていた。

　＜太陽誘電　藤田１失点完投＞３年目の藤田が１失点完投で静甲に今季初勝利。前節に完封勝ちした２年目・森の勝ち星と合わせてチームは今季２勝目。まだ負け越しているが山路監督は「きょう藤田で勝ったことは大きい。森と２人が試合をつくれる投手になってくれたのでこれからが楽しみ」と今後への手応えを感じた様子。捕手・谷川も「上位チームとも互角に戦っていける」と２人の成長を認めていた。試合は７－１で勝った。