藤井、若宮組メダルならず/世界卓球個人戦第6日

[ 2011年5月13日 23:10 ]

女子ダブルス準々決勝で残念そうな表情を見せる藤井(右)、若宮組

 卓球の世界選手権個人戦第6日は13日、オランダのロッテルダムで行われ、女子ダブルス準々決勝で藤井寛子、若宮三紗子組(日本生命)は前回3位の帖雅娜、姜カクン組(香港)に1―4で敗れ、2001年大阪大会銅メダルの武田明子、川越真由組以来のメダル獲得はならなかった。

 男子シングルスで8強入りした水谷隼(明大)は14日の準々決勝で前回王者の王皓(中国)と対戦する。

 混合ダブルス決勝は張超、曹臻組(中国)が初優勝。女子シングルス準々決勝は2007年ザグレブ大会覇者の郭躍が勝つなど、中国勢が4強を占めた。

 ▼若宮三紗子の話 まだ負けた実感がない。第1、第2ゲームを落としたことが悪い意味で尾を引いてしまった。次のチャンスに向けて、また頑張りたい。

 ▼藤井寛子の話 相手の気迫に圧倒された。競った場面で思い切った攻めができなかった。1点を取りたいために、安全策でいったのが敗因だと思う。(共同)

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2011年5月13日のニュース