キム・ヨナ、久々に「緊張」も…貫禄の首位発進

[ 2011年4月30日 06:00 ]

女子SPの演技を終え、観客の声援に応えるキム・ヨナ

フィギュアスケート世界選手権第5日

(4月29日 ロシア・モスクワ)
 1年ぶりの実戦復帰となった五輪女王のキム・ヨナはミスがあったのものの、貫禄の首位発進だ。「クリーンな演技を目指していたけど、完璧にできず残念。ただ何とかまとめて、1位だったので満足している」。

 最初の3回転ルッツで着氷が乱れた。だが、その後は立て直し「ジゼル」を力強く演じた。「最初は少し緊張してしまった。ミスをしたのでどんな点数が出るかと心配だった」。自己ベストの78・50点からは12点以上低い点数だったが、13カ月のブランクを考えれば上々の滑り出しとなった。

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