深刻なジャンプ不調 真央「原因は自分でも分からない」

[ 2011年4月30日 09:03 ]

女子SPの演技を終え、不安そうな表情で得点を待つ浅田真央
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フィギュアスケート世界選手権第5日

(4月29日 ロシア・モスクワ)
 女子SPで58・66点の7位と苦しいスタートとなった浅田真央(20=中京大)。トリプルアクセルでは両足で着氷するなど、ジャンプの不調は深刻だ。「きょうの(トリプルアクセル)はまだいい方だと思う。日本でもずっとこんな感じでした」と明かした。

 今季前半戦の大不振から、昨年12月の全日本選手権と四大陸選手権ではトリプルアクセルを決めて、ともに2位と調子を上げた。だが、3月の東京開催が東日本大震災の影響で1カ月遅れのモスクワ開催に変更となり、再び調子を狂わせてしまった。「(不調の)原因は自分でも分からない」という力ない言葉が浅田の現状を物語っていた。

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2011年4月30日のニュース