新鋭・小谷が男子百制した 福島は右脚けいれんで決勝棄権

[ 2011年4月29日 17:22 ]

女子100メートル予選に出場した福島千里。決勝は棄権した

 陸上の世界選手権(8月27日開幕・大邱=韓国)代表選考会を兼ねた織田記念国際は29日、広島広域公園陸上競技場で行われ、男子100メートルは新鋭の小谷優介(立命大)が10秒28で優勝した。

 女子100メートルは日本記録を持つ福島千里(北海道ハイテクAC)が決勝を棄権。日本陸連によると、レース直前に左ふくらはぎがけいれんしたため、大事を取った。追い風2・6メートルの参考記録ながら、市川華菜(中京大)が11秒28で日本勢トップの2位に入り、高橋萌木子(富士通)は11秒41で4位にとどまった。

 男子棒高跳びは沢野大地(千葉陸協)が5メートル50で勝ち、女子100メートル障害は木村文子(エディオン)が13秒28で制した。

続きを表示

2011年4月29日のニュース