ペアの高橋組 目標のトップ10入り果たした

[ 2011年4月29日 08:49 ]

ペアフリーで演技する高橋、トラン組

 フィギュアスケートの世界選手権第4日は28日、モスクワで行われ、ペアに日本勢で8年ぶりに出場した高橋成美(木下工務店ク東京)マービン・トラン(カナダ)組は合計160・10点で9位だった。ショートプログラム(SP)6位からフリーで後退したものの、日本スケート連盟によると過去最高位に入った。川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組(ロシア)は4位。アリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が217・85点で優勝した。

 目標だったトップ10入りを果たした高橋は「やってきたことが順位に表れて満足している」とほっとした表情を浮かべた。

 今季はグランプリ(GP)シリーズで表彰台に上がるなど、パートナーのトランとともに目覚ましい成長を遂げた。並んで跳ぶ3回転ジャンプで転倒するなどフリー自体は満足できる内容ではなかったが、高橋は「想像しなかった成績も取れて、びっくりしている」と実りの多かったシーズンを振り返った。(共同)

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2011年4月29日のニュース