魁皇 技量審査場所前に体重9キロ減、弱気発言も… 

[ 2011年4月26日 19:20 ]

 大相撲で関取最年長の38歳、大関魁皇が26日、両国国技館で行われた力士会の体重測定で9キロ減の164キロとなった。

 前回測定は初場所前の昨年12月。「落としたわけじゃないから、こんな急激に落ちると不安になる。自分でもしぼんだと思う。2カ月に1度あった場所がなかったというのもあるのかな」と弱々しく話した。八百長問題による春場所中止が悪影響を及ぼしたようだ。

 古参大関にとっても初体験になる技量審査場所に対しては戸惑いを隠せない。「みんな複雑な思いはある。始まってみないと分からない。やることをやって臨むしかない」と言葉を選んだ。

 魁皇は29日に出身地の福岡県直方市で、新装成ったJR直方駅の一日駅長を務める。両国国技館で同日に一般公開される横綱審議委員会による稽古総見は欠席する予定。

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2011年4月26日のニュース