満場一致で決定!力士会が10年間、被災の子どもに義援金

[ 2011年4月26日 19:19 ]

 大相撲の十両以上の関取で構成する力士会が26日、東京・両国国技館で開かれ、東日本大震災で被災した子どもたちを対象に、今後10年にわたって関取1人につき毎月1万円を義援金として送ることを申し合わせた。

 力士会の会長を務める横綱白鵬関によると、満場一致で決まったそうで「私もあと10年できるか分からないが、できるだけ長くやって、これからこの国を背負って立つ子どもたちが(義援金を役立てて)活躍してくれたらうれしい」と話した。

 また、異例の技量審査場所(5月8日初日・両国国技館)に向け、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)が力士会の冒頭で訓示した。出席者によると「(7月の)名古屋での本場所再開に向けて努力するから、みんなも頑張ってほしい。不祥事で注目されているから、しっかりと相撲を取ってほしい」などと述べたという。

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2011年4月26日のニュース