気仙沼市出身・畠山、被災地に活躍届ける!

[ 2011年4月3日 06:00 ]

東日本大震災の被災者に勇気と希望を与える活躍を誓ったラグビー日本代表プロップ畠山健介

 ラグビー日本代表は2日に宮崎市内で初練習を行った。宮城県気仙沼市出身のプロップ畠山健介(25=サントリー)は、W杯ニュージーランド大会(9月9日開幕)での活躍を被災地に届けることを誓った。

 気仙沼市内に住む家族は無事だったが、実家は津波で流されて全壊。岩手県陸前高田市役所に勤務していた小中学校の同級生は亡くなり、3月19日に都内で予定していた自身の結婚式も延期した。練習前のミーティングの冒頭で震災の犠牲者に黙とうをささげた畠山は「ラグビーで明るい情報を伝えて、一瞬でも震災のことを忘れさせたい」と気丈に話した。

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2011年4月3日のニュース