上川「うれしい」国内初Ｖ！桂治の連覇阻止

男子１００キロ超級決勝で鈴木（右）を破った上川

柔道全日本選抜体重別選手権第１日

（4月2日 福岡国際センター）
　昨年と同じ顔合わせとなった男子１００キロ超級の決勝は上川が試合終了間際の支え釣り込み足で鈴木に一本勝ち。昨年の世界選手権無差別級以来となる優勝に「国内タイトルは初めてなのでうれしいです」と目を細めた。

　３日にはアジア選手権の団体戦に出場するためアラブ首長国連邦に出発する２１歳は「日本柔道を背負うような存在になりたい」と言葉に力を込めた。一方、連覇に失敗した鈴木は「（２９日の）全日本では違う戦い方を考えたい」と気持ちを切り替えていた。