遼くん　ムキムキボディーで渡米“日本人の実力”アピールを

米国出発前の記者会見で、抱負を語る石川遼

　男子ゴルフの石川遼が５日、今季メジャー第１戦のマスターズ・トーナメント（４月７日開幕・ジョージア州）まで９週間あまりの米国遠征に出発した。成田空港で記者会見した石川は「日本のゴルファーがここまでやれるんだ、というのをアピールしたい」と大舞台での活躍を誓った。

　１７日開幕のノーザントラスト・オープン（カリフォルニア州）から、過去２年は予選落ちに終わったマスターズまで約２カ月で米ツアー６大会に出場する。「米ツアー（挑戦）も３年目。慣れが良い方向に働けばいい。マスターズで求められるものも、少しずつ分かってきた」と言う。

　胸囲は、昨年より３センチ増えて９９センチになった。短いオフに雪山や沖縄で合宿を重ねてきた石川は「やるべきことはやった。向こうでも日本と変わらずにプレーしたい」と、調整に自信を示した。