学生横綱・明月院が九重部屋入門「一日でも早く関取に」 

[ 2011年1月24日 18:57 ]

九重親方(左)と握手する明月院秀政=24日午後、東京都世田谷区の日体大

 昨年の学生横綱で日体大4年の明月院秀政が24日、東京都世田谷区の日体大で大相撲の九重部屋への入門の記者会見を行い、「一日でも早く関取になることが目標です」と力強く抱負を語った。

 180センチ、160キロの体からの突き、押しが持ち味。中学時代から、九重部屋付きの佐ノ山親方(元大関千代大海)にあこがれていたこともあり同部屋を選んだ。昨年の国体成年個人を制し、幕下15枚目格付け出し資格を持つ。春場所での初土俵を踏む予定で「低い重心から突いていけるようになりたい」と話した。

 会見に同席した九重親方(元横綱千代の富士)は「この大きな人材を大事に育てたい。幕内までは早いんじゃないか」と期待を寄せた。

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2011年1月24日のニュース