松山“ガラスのグリーン”攻略に意欲

[ 2011年1月7日 06:00 ]

マスターズの招待状を手に笑顔の松山英樹

 日本人アマとして初めてマスターズに出場する松山英樹(18=東北福祉大1年)が6日、宮城県仙台市の東北福祉大で同大会の招待状をお披露目し、オーガスタの“ガラスのグリーン”攻略に意欲を見せた。

 昨年10月のアジアアマ選手権を制して出場権を獲得。招待状は先月27日に大学に届き、帰省中だった愛媛の実家に転送してもらい、大みそかに開封した。「やっと実感が湧いてきた」と語り、すでにDVDを見てイメージを膨らませているという。

 石川遼が1Wなら松山の持ち味はパッティングにある。3位となった昨年の日本オープンでも4日間合計の平均パットは3位。同組だった石川と比べて「グリーン上だけは石川遼に勝てたかな」と自信を深め、優勝争いの原動力にもなった。マスターズでは、起伏に富み、ガラスのように速いといわれる超高速グリーンが待ち構えるが「パッティングは自信がある。オーガスタのグリーンは難しいと思うけど攻略したい」と闘志を燃やした。

 マスターズを前に、13日開幕の米ツアー、ソニー・オープン(ハワイ)で海外ツアーに初めて挑戦する。「いい経験を積んで、マスターズでも上位に入れるようにしたい」と目標を掲げた。

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2011年1月7日のニュース