石川、4年目を好発進!マナセロとの対戦制す

[ 2011年1月7日 20:15 ]

第1日、ホールアウトし、対戦したマテオ・マナセロ(右)と握手する石川遼

 【ロイヤル・トロフィー第1日】16番で石川が勝利を確定させる短いパーパットを沈め、今年初の公式ラウンドを白星で飾った。プロ4年目の19歳は「いいスタートが切れた」と南国の青空の下でさわやかな笑みを見せた。

 欧州ツアー優勝などの最年少記録を持つ17歳のマナセロ。石川が「メジャーで優勝争いをしたい」という新鋭との初対戦を制したのは、高校で2学年上だった薗田との連係だった。昨年の日韓対抗戦でも組み、「安心してプレーできた」と石川。薗田は「長年一緒にやってきて気が合う」と話す息の合ったプレーを披露した。

 2番(パー5)で薗田が第1打を小川に入れて1打罰となったが、石川が好リカバリーと、3メートルのパーパットに成功。引き分けでしのぎ、石川は思わずガッツポーズを繰り出した。

 追い上げられた後の14番は、石川が9メートルのロングパットをねじ込んで、バーディーで突き放した。「あれが大きかった。相手の流れを止められた」と自画自賛した。

 第2日も石川組はマナセロ組と対戦。石川は「彼のスイングは迫力があった。あしたは苦しい試合になると思うが、頑張りたい」。最高の滑り出しに加え、刺激を得た初戦となった。(共同)

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2011年1月7日のニュース