王者・帝京大まさかの零敗…

[ 2009年9月28日 06:00 ]

 昨季の関東大学ラグビー対抗戦グループで初優勝を飾った帝京大が、筑波大に0―7で敗れる波乱があった。帝京大は一方的に攻め込みながらトライを奪えず、零敗。1994年以来15年ぶりに筑波大に黒星を喫した。リーグ戦グループの関東学院大は、大東大に終始リードを許したが、後半28分の高健二(2年)のトライで逆転勝ち。法大は流通経大を32―24で下した。

 帝京大強力FWを前面に出して圧倒的に攻め立てたが、前半19分の先制トライで許した7点が最後まで遠かった。岩出監督は「勝負どころでのミスと筑波大の守備での健闘が敗因」と淡々。セットプレーでは圧倒したが、モールを研究されて機能せず、厳しいタックルで前進を阻まれた。インゴールノックオンを繰り返すなどミスも出る悪循環で、昨季の対抗戦王者が2戦目で早くも黒星。指揮官は「選手はいい勉強になったと思う」と奮起を期待していた。

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2009年9月28日のニュース