世界選手権に照準…渋井が米国合宿に出発

[ 2009年5月30日 11:06 ]

米国合宿に出発する女子マラソンの渋井陽子

 8月にベルリンで行われる世界選手権女子マラソン代表の渋井陽子(三井住友海上)が30日、合宿地の米アリゾナ州フラッグスタッフに向けて成田空港から出発した。

 4月初旬の中国・昆明合宿中に左太ももを故障したが、29日には(1月の)大阪国際以来の距離となる30キロを走った。「もう痛みはないです。合宿が楽しみ」と順調な回復ぶりをアピールした。標高2100メートルの高地合宿となるが、渡辺重治監督は「北京五輪で棄権した土佐の例もある。慎重にやっていきたい」とオーバーワークになり過ぎない調整を強調した。
 約1カ月の滞在予定で、7月5日に行われる札幌国際ハーフマラソンに出場し、世界選手権に照準を合わせる。

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2009年5月30日のニュース