三塚が単独首位/ニチレイ女子

[ 2008年6月20日 17:58 ]

第1日、1番でティーショットを放つ大山志保

 ニチレイPGMレディース第1日(20日・茨城県美浦GC=6402ヤード、パー72、賞金総額6000万円、優勝1080万円、参加108選手=うちアマ4)三塚優子が6アンダーの66で回って単独首位に立った。小雨が降り続く中でボギーなしの好ラウンドだった。笠りつ子が1打差の2位。さらに1打差の3位に小俣奈三香、和田委世子ら5人が並んだ。諸見里しのぶが69の8位で、前週2位の大山志保は福嶋晃子らとともに71で20位にいる。横峯さくら、古閑美保は出場していない。

 前半で4つ、後半で2つ。三塚が雨の中で着々とスコアを伸ばした。前週は最終日の好スコアで5位に食い込んだばかり。「調子を持続できればと思っていたけど、うまい具合にかみ合った」。ボギーなしのラウンドにしてやったりだ。

 序盤の6番(502ヤード、パー5)は2オンに成功し「相当しびれた」という1・5メートルのパットを沈めた。“飛ばし屋”だけに意外だが、ツアー参戦2年目で初のイーグル。さらに気持ちも乗った。

 ツアー初優勝を飾った昨季は豪快に攻める一方でミスも多かった。今年は違う。この日も雨風が強まった後半で「がっつかずパーを狙った」。めりはりをつけたゴルフができるようになった。

 「きょうはきょうで終わった。またゼロからスコアをつくっていく」。23歳は無欲で首位を走るつもりでいる。

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2008年6月20日のニュース