上村愛子5連勝で有終の美

[ 2008年3月15日 20:22 ]

フリースタイルスキーW杯モーグルの最終戦も制し、種目別の表彰式で笑顔の上村愛子

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は15日、イタリアのバルマレンコでモーグル女子最終戦が行われ、上村愛子(北野建設)が24・50点で優勝した。10戦あった今季の後半5試合をすべて勝ち、来年の世界選手権猪苗代大会や2年後のバンクーバー冬季五輪に弾みをつけた。

 8日の第9戦で日本選手として初めてモーグルの種目別優勝を果たした上村は、ランキング上位選手がそろった最終戦でも滑りやエアで高得点を稼いだ。

 ▼上村愛子の話 大きなミスをしないように、その中で攻めることを心掛けた。今までの優勝の滑りと比べてミスがあり、自分ではちょっと(優勝かどうか)分からなかった。10年かかってここまできた。できればこのまま強い選手でいたい。
(共同)

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2008年3月15日のニュース