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大谷が絵本になる!「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」 売り上げの一部を日本赤十字社に

[ 2024年3月19日 04:00 ]

 大リーグ・ドジャースの大谷翔平(29)が特別協力し、これまでの人生を振り返る初の絵本「野球しようぜ!大谷翔平ものがたり」があす20日、世界文化社から発売される。大谷が「君ならなんだってできる!」とメッセージを込め、子供たちに夢を持つ素晴らしさを伝える一冊。20日に開幕戦を迎える大谷の活躍とともに、絵本は子供にとって大きなプレゼントだ。

 物語は野球を始めた8歳から始まる。誰よりも練習したことや「野球ノート」に毎日目標を書いたこと、道具を大切にすることなど、野球に取り組む姿勢が描かれる。二刀流やメジャーへの挑戦、WBCでの感動の優勝場面も盛り込まれている。

 最後には「せいこう、しっぱいというけれど、しっぱいもつぎにいかせれば、しっぱいじゃない。だいじなのは、ゆう気をもってやってみることだとおもいます」と、子供たちの心に響く言葉が寄せられている。

 絵本化は昨年、同社の月刊保育絵本「ワンダーランド」8月号に大谷特集を掲載したことがきっかけ。読者の「単行本にしてほしい」との声を受け、昨季の2度目のMVP獲得やドジャースへの移籍までを追加して刊行される。表紙の「野球しようぜ」の題字は、昨年、グラブを全国の小学校に贈った際にカードに書かれていた大谷の直筆。子供目線での質問コーナーや手形も掲載。売り上げの一部は、大谷側の意向で日本赤十字社に寄付される。

 「じぶんがどこまでできるのかちょうせんしたい。まだまだこれからです!」。スーパースターの言葉は、未来のスターを生み出すきっかけになりそうだ。


 ≪絵本内の主な大谷Q&A≫

 Q しあいにまけてくやしいときはどうしていますか?

 A なんでまけたのかかんがえる!

 Q どうしたら野球(やきゅう)がうまくなりますか?

 A うまくなりたいとねがうこと。そしてかんがえること

 Q 野球(やきゅう)をしていてたのしいこと、たいへんなことは?

 A できなかったことができるようになること。たいへんなことはありません

 Q 大谷(おおたに)せんしゅのいまのゆめはなんですか?

 A せかいいちのせんしゅになること

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