FC東京　初対戦・町田にホームで競り負け…相手の倍以上のシュート放つも決めきれず

明治安田J1リーグ   FC東京1―2町田 （ 2024年4月21日    味スタ ）

＜FC東京・町田＞前半、ゴールを決められるFC東京（撮影・西海健太郎）
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　明治安田J1リーグは21日に2試合が行われ、FC東京はホームで初対決となった町田に1―2で競り負けた。徹底した空中戦で押し込んできた相手のパワーに屈し、前半14分にCKから先制を許すと、1―1の同25分に左サイドを崩されクロスから頭で決められた。

　クラモスフキー監督は会見で1失点目について「その前のプレーのところでオフサイドがあり、CKになるはずではなかった」と指摘。ただ、続けて「そういった状況の中でも、CKをうまく対応しながら、相手にリードを与えないようにしなければいけなかった」と反省の弁を述べた。

　終わってみれば相手の倍以上となる15本を放った。だが、得点はPKによる1点のみ。MF高も「全体的にチャンスは多く作れていた」と強調した一方で、「やっぱそれを決めきる力だったりとか、相手のチャンスも少なかった中で、前半ああいう形で失点してしまったうと、やっぱり勝ち点を拾えない。そこはもっと突き詰めるべき」と課題を口にした。

　味の素スタジアムでは今季、これで2分け2敗と勝ちなし。後半20分に右太腿を痛めて交代したMF小柏は長期離脱も予想される。指揮官は今後の巻き返しへ「自分たちの敗戦を受け入れて、もっと強く返ってこられればよいと思っております」と必死に前を向いた。