横浜の大学生JリーガーFW塩貝健人がプロ初先発初ゴール！慶大2年生1トップ先発抜てきに一発回答

＜横浜・湘南＞前半、先制ゴールを決め、祝福される横浜・塩貝（右）（撮影・木村　揚輔）
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　横浜の大学生JリーガーFW塩貝健人（19）がプロ初先発で初ゴールを決めた。前半21分、松原の縦パスを受けた水沼が、ゴールラインぎりぎりから右足でクロス。そのボールを右足で合わせて流し込んだ。

　慶大2年生で、今年1月に27年からの横浜入りが内定。特別指定選手にも登録され、今月10日のG大阪戦で途中出場してJ1デビューを果たした。この日はキューウェル監督から先発に抜てきされ、1トップでプレー。持ち前のハードワークと強靱（きょうじん）なフィジカルを発揮し、前半から湘南のゴールを何度も脅かした。

　自他共に認める負けず嫌いで、横浜FCジュニアユースからユースに昇格できなかったが、進学した国学院久我山高で努力を重ねて成長。3年次の22年度に全国選手権で活躍し、日本高校サッカー選抜入りを果たした。

　1トップほかサイドアタッカーとしてもプレーできる万能性も持ち合わせる現役大学生。塩貝の今後のさらなる活躍が期待される。

　◇塩貝　健人（しおがい・けんと）2005年（平17）3月26日生まれ、東京都出身の19歳。バディSC江東で本格的にサッカーを始め、横浜FCジュニユースに入団。ユースに昇格できず、国学院久我山高に進学し、23年度より慶大に在学中。今年1月に27年からの横浜入りが内定。特別指定選手として登録され4月10日のG大阪戦でJ1デビュー。日本代表はU―18世代から選出され、3月にはU―19代表のヨルダン遠征にも参加。1メートル80、77キロ。利き足は右。