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東京Vのパリ五輪世代・染野がチームの窮地救う2得点「ゴールで価値を示さなければ」

[ 2024年3月29日 22:34 ]

明治安田J1リーグ第5節第1日   東京V 2―2 京都 ( 2024年3月29日    東京・味の素スタジアム )

<東京V・京都>後半、この日自身2得点目のゴールを決め喜ぶ東京V・染野(撮影・西海健太郎)
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 東京Vは16年ぶりJ1白星はお預けとなったが、京都に2点ビハインドから追いつき、ドローに持ち込んだ。U―23日本代表FW染野唯月(22)が2得点の活躍。パリ五輪を目指す男がチームの窮地を救った。

 染野が意地でネットを揺らした。まずは0―2で迎えた後半35分、FW山見がPKを獲得。「蹴らせてくれ」とお願いし、冷静に右足でゴール右に決めた。

 「山見選手がいい抜け出しでファウルをもらった。蹴らせてもらえたので、蹴る時は冷静に決めることができたので良かった」

 さらに試合終了間際、ペナルティーエリア内でMF斎藤の右クロスに反応。同点のネットを揺らし「常に狙っているところ。決められて良かった」とうなずいた。22、25日にU―23国際親善試合を戦ったパリ五輪世代。来月4日にはU―23アジア杯カタール大会の登録メンバー発表を控えており「ゴールで価値を示さなければいけない。結果を出せたのはうれしい。もっと勝ちにつながる点を取れたら」と貪欲に語った。

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