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J1初挑戦で首位の町田DF昌子源「追われる立場での初戦が大事」30日ホームで鳥栖戦

[ 2024年3月29日 04:50 ]

町田の主将、DF昌子源
Photo By スポニチ

 初挑戦のJ1で首位に立つFC町田ゼルビアの主将DF昌子源が28日の練習後に取材に応じ、首位で迎える次戦の重要性を説いた。 試合速報(第5節)

 町田は開幕戦の引き分けから16日の札幌戦まで3連勝し、無敗のまま初の首位に浮上した。快進撃が注目を集める中で昌子は「4節での首位は首位じゃない。一つ負けたら真ん中くらいの順位になる。38試合が終わった時、どこにいるかが結局は評価される」と冷静に言い切った。

 昌子は2017年に所属した鹿島で苦い経験がある。リーグ戦中盤から首位を維持しながらも最終節で引き分け、猛追した川崎Fに土壇場で逆転優勝を許した。「追われる立場はしんどい。正直追う方が楽」と振り返りつつ「去年の町田はJ2でずっと追われる立場で逃げ切った。経験した選手は多いので、楽しめる雰囲気があるかもしれない」と仲間の経験値にも期待する。

 代表活動期間を挟み次戦は30日、17位の鳥栖をホームに迎える。真価が問われる一戦に昌子は「みんなの頑張りがあって首位にいる。追われる立場で迎える初戦が大事。インパクトも大きくなるし、ここでしっかり勝ち切る」と必勝を誓った。

 鹿島から加入した昌子は新主将として期待されながらも、開幕直前の練習で負傷し出遅れ。札幌戦で1点リードの後半45分に初出場し、約8分のアディショナルタイムを守り切った。想定よりかなり早く回復できたといい「もどかしさはあったけど、チームがこの状況だから、復帰を急がずにじっくりできたのはありがたい」と仲間に感謝していた。

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