×

今季初先発の浦和FW興梠が攻撃を活性化 「“チームが勝つために”を一番に考えた」

[ 2024年3月10日 18:09 ]

明治安田J1リーグ   浦和1-0札幌 ( 2024年3月10日    札幌ドーム )

浦和・興梠
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグは1試合が行われ、浦和は敵地で札幌に1―0で勝利し、今季初白星を掴んだ。前半31分に主将のDF酒井宏樹がクロスを頭で合わせて、決勝ゴールを決めた。

 FW興梠慎三は古巣戦で今季初先発し、前半から積極的にボールに絡んだ。最前線でセンターバックを引っ張るだけでなく、中盤に落ちるような動きでパスを引き出し、攻撃に奥行きを作り出した。

 「前で収めて、まぁ得点したかったですけど、“チームが勝つために”を一番に考えた。もうちょっと内容にこだわりたいし、信頼があるからパスも出てくると思うので、そういうところは練習からやっていきたい」

 3試合目でスタメンに初めて名を連ねるのは、昨季と同様。また、興梠が初先発した試合でチームがシーズン初勝利を飾るのも、昨季と同じだった。経験豊富なベテランが、新戦術に戸惑うチームの攻撃を活性化したのは、紛れもない事実だろう。

 ただ、本人は「(自身が初先発した3試合目の勝利では)それじゃはダメですよ、それじゃダメ」と言及。そのうえで「チアゴ(・サンタナ)さんに早くコンディションを上げてもらって、それまでのつなぎとして頑張っていきたい」と笑いながらチームバスに向かった。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年3月10日のニュース