神戸・吉田孝行監督が復帰「外に出るのはうれしい」2日・柏戦は体調不良で欠場

ホワイトボードを使いながらFW大迫と動きの確認をする神戸・吉田孝行監督
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　神戸・吉田孝行監督が5日、チームに復帰した。断続的に雨が降る中、神戸市西区のいぶきの森競技場で1時間強の練習。「家にこもってばっかりいた。外に出るのはうれしい」と笑顔を見せた。

　吉田監督は体調不良で2日のリーグ柏戦は欠場。0―1で敗れたチームについて「現場にいなかったので温度感は映像でしか分からないですけど、結果的には少ないチャンスをモノにされて、自分たちはチャンスを決め切れなかった」と口にした。FW大迫勇也へのロングボール戦術や対角線のパスへの対策にハマったのもあり「ちょっと工夫したい。他の崩し方も自分の中にある。いつもやっているんですけど、それをさらにやっていく。いつもの配置からの変化も必要かなと思う」と次戦FC東京戦までの修正に自信を見せた。

　練習後には大迫とマンツーマンで動き方の確認。「次の相手に対して、どういう風にするのかという話をちょっとしただけ。得点はそのうち取ってくれる。全然気にしない」。

　富士フイルムスーパー杯川崎Ｆ戦ではMF井出遙也、柏戦ではMF汰木康也とMF佐々木大樹が負傷。いきなり主力3選手を欠く状況だが、昨季苦しい時にチームを救ってきたのが背番具10だ。エースの今季初得点に期待を寄せた。