京都　チョウ貴裁監督実演のスローイン講座開講「こだわらないと勝てない」

スローインの受け方を実演する京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

　京都・チョウ貴裁監督による『スローイン講座』が開かれた。

　城陽市のサンガタウンで公開練習。全体トレーニング終了後の居残り練習ではDF福田心之助やDF鈴木冬一らにスローインの受け方を実演してみせた。

　リーグ開幕・柏戦ではスローインでのリスタートに改善の余地が見られた。

　「雨で用意していたことが上手くできなかったのはあるけど、AとBのスローインだけでも成立させるとか、そこに対する“最低限”が足りないと思った。やれることをやろうと思って」と指揮官。MF遠藤航（リバプール）が優勝したカラバオ杯決勝を見ても勝敗を分けたのはセットプレーだった。

　「スローインで負けた、ゴールキックやコーナーキックでやられて“しょうがねえよ”と言っていたら、選手としても監督としてもチームとしても上昇できない」

　テクノロジーの進歩で分析が進む中、より細部に「こだわらないと勝てない」（チョウ貴裁監督）時代。次戦・湘南戦（3月2日）に向けてスローインも重視し、チームをブラッシュアップさせていく。