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JリーグMVPは神戸・大迫勇也が初受賞「最後の最後まで刺激のある毎日」33歳、家族に感謝の“3冠王”

[ 2023年12月5日 20:03 ]

<Jリーグアウォーズ> 最優秀選手賞を受賞した神戸・大迫(撮影・西海健太郎)
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 Jリーグの年間表彰式「2023Jリーグアウォーズ」が5日、横浜アリーナで行われ、初の得点王に輝き神戸の初優勝に貢献したFW大迫勇也(33)が最優秀選手賞(MVP)を初受賞した。神戸からの選出も初。得点王とのW受賞は史上10人目で33歳では最年長、13年以来2度目のベストイレブンにも選出され3冠となった。

 家族から受け取った花束を手に大迫は「神戸の選手、スタッフ、スポンサーの皆さま、サポーターの皆さま、1年間一緒に戦っていただきありがとうございました。J1初優勝、素晴らしい歴史に関わることができてうれしく思います。1試合たりとも簡単な試合はなかった。毎日努力して練習して、最後の最後まで刺激のある毎日を送れた。賞を獲れて素直にうれしいです」と笑顔。家族には「サッカーだけに集中させてくれてありがとう」と感謝した。

 大迫はドイツ2部ブレーメンから加入して3シーズン目となった今季、2月25日の第2節・札幌戦で初得点を挙げてチームを開幕2連勝に導くと、着実にゴールを積み重ねてチームの快進撃をけん引。9月29日、横浜との首位攻防戦では先制PKを決め、鹿島時代の13年を上回る自己最多20ゴールに到達。全34試合出場22得点で、横浜FWアンデルソン・ロペスと並んで初のJ1得点王を獲得した。

 チーム総得点60点のうち一人で4割近くを稼ぎ出し、クラブ史上初のリーグ優勝を達成。悲願に導いたのは紛れもなく“半端ないストライカー”だった。

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