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磐田・後藤 ベルギー1部の名門アンデルレヒト移籍が決定的 移籍金は推定最大3億円

[ 2023年11月15日 05:00 ]

後藤啓介
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 来季J1への昇格を決めた磐田のFW後藤啓介(18)が、来年1月にベルギー1部の名門アンデルレヒトに移籍することが14日までに決定的となった。複数の関係者によれば、完全移籍のオプションが付いた期限付きで、移籍金は推定で最大3億円。今月中にも渡欧し、メディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定という。

 後藤は1メートル91の長身を誇るストライカーで高校3年の今季に飛び級でトップ昇格。17歳と260日で迎えた2月18日の岡山とのJ2開幕戦で2得点をマークし、元日本代表FW高原直泰のクラブ最年少記録(18歳290日)を25年ぶりに更新した。最終的に今季は33試合7得点。チームのJ1昇格に貢献した。

 アンデルレヒトは歴代最多のリーグ優勝34回を誇る名門。現チームの主軸の大半が下部組織出身と若手のスカウトと育成には定評がある。後藤についても早くから注目し、将来性と実力を高く評価。今夏にも正式オファーを出していた。Jリーグで結果を残し、10代で海外移籍するケースは稀。将来を嘱望される大型ストライカーが、大きな期待を背負って海を渡る。

 ▽アンデルレヒト 本拠地はベルギーの首都ブリュッセルで創設は1908年。歴代最多のリーグ優勝34回、2度のUEFAスーパー杯制覇、UEFA杯(現欧州リーグ)優勝1回を誇る。ベルギー代表FWルカクらを輩出し、日本人は18~119年に森岡亮太(現シャルルロワ)が所属。監督はデンマーク出身のブライアン・リーマー氏(44)。チームカラーは紫と白。ホームスタジアムはコンスタン・バンデン・ストックスタディオン(約2万8000人収容)。

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