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J2最終節は劇的決着!磐田が逆転で昇格決めた 清水はドローで4位転落 PO争いは山形が制す

[ 2023年11月12日 15:00 ]

<栃木・磐田>後半、松本(中央)がゴールを決めて磐田が勝ち越す(撮影・篠原岳夫)
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 明治安田生命J2リーグは12日、最終節の11試合が行われ、3位・磐田が敵地で18位・栃木に2―1と逆転勝ち。この日引き分けた清水に代わって2位に浮上し、降格から1年でのJ1復帰を果たした。J1昇格プレーオフ(PO)出場権争いでは7位・山形が6位・甲府との“直接対決”を2―1で制し、5位まで浮上しプレーオフに臨むことなった。

 J2は町田が優勝して来季J1初昇格を決めており、最終節の注目は自動昇格残り1枠の争いとPO出場権争いに。自動昇格の2位を巡っては2位・清水(勝ち点73、得失点差+44)、3位・磐田(同72、得失点差+29)、4位・東京V(同72、得失点差+24)と三つ巴の争いだった。

 勝利すれば無条件で昇格が決まる清水だったが敵地で17位・水戸に1―1と引き分け。磐田は前半24分に先制を許すも、同41分にMFドゥドゥが同点ゴール。後半16分にはMF松本が逆転ゴールを決め、2―1で勝利。清水を抜いて2位浮上し、1年でのJ1復帰を果たした。一方、東京Vは勝利するも得失点差で磐田を上回れず3位。清水は自動昇格目前にして引き分け、4位で昇格POに回ることになった。

 3位~6位に与えられるPO出場権争いでは5位・千葉までが出場権を確保。最終節は残り1枠をかけ6位・甲府(勝ち点64、得失点差+11)、7位・山形(甲府と同じ勝ち点64、得失点差+9)、8位・長崎(勝ち点62、得失点差+12)の争いに。山形は甲府との“直接対決”を制し、5位まで浮上。見事な逆転劇でPO最後の椅子を獲得。敗れた甲府は8位に転落。長崎は敵地で千葉に3―1で快勝し、7位で終えた。

 また、J2残留争いは前節終了時に21位・大宮、22位・金沢の順位が確定。最下位・金沢の降格は決定。大宮はJ3でJ2クラブライセンスのない4位・FC大阪が2位に入った場合のみ、降格が免れるという状況になっていた。

<J2最終順位(※上位8位まで)>
1位・町田 26勝9分け7敗 勝ち点87(得失点差+44)
2位・磐田 21勝12分け9敗 勝ち点75(得失点差+30)
3位・東京V 21勝12分け9敗 勝ち点75(得失点差+26)
4位・清水 20勝14分け8敗 勝ち点74(得失点差+44)
5位・山形 21勝4分け17敗 勝ち点67(得失点差+10)
6位・千葉 19勝10分け13敗 勝ち点67(得失点差+8)
7位・長崎 18勝11分け13敗 勝ち点65(得失点差+14)
8位・甲府 18勝10分け14敗 勝ち点64(得失点差+10)

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