鈴木彩艶　チュニジア戦へ「いろんなところにつながってくる」“リアルA代表”デビューへ闘志

＜サッカー日本代表　練習＞練習に汗を流す鈴木（右）（撮影・西海健太郎）
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　日本代表GK鈴木彩艶（21＝シントトロイデン）が16日、森保監督が先発起用を明言したチュニジア戦（ノエスタ）に向け強い意気込みを語った。

　昨年7月のE―1選手権でA代表デビューをしたが、海外組を含めた“リアルA代表”は今回が初。各年代でも飛び級で日の丸のユニホームを着てきたパリ五輪世代の大型GKは「（シントトロイデンで）ゲームに継続してチームで出ている中で、こういう代表のゲームなので、そこは自信を持ってプレーできる反面、やっぱりE－1の時よりも、相手のレベルは高いと思ってますし、前回日本が戦った時に敗れてる相手なので、そこはしっかりと自分自身のプレーを発揮できるように準備をしていきたいなと思います」と話した。

　今夏にはマンチェスターUも第3GKとして約10億円の移籍金を用意するなど、世界も注目する逸材。A代表スタッフもかねて「継続的に試合に出たらすぐに呼びたい」と話していたという。8月に浦和からベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍。定位置をつかみ、今回の招集につなげた。

　来年のアジア杯（1月12日～2月10日）も招集される可能性も浮上した世界基準のGK。チュニジア戦へ「明日のゲームはいろんなところにつながってくるとは思いますけど、ここまで一歩一歩、成長できてる部分はあると思うのでそこまで気負いすぎずに、結果を出しながらも、自分自身を表現できる試合になればいいかなと思います」と力を込めた。