×

南野「どんなポジションでも」 未経験4-3-3インサイドハーフ任せろ! W杯以来の代表

[ 2023年10月11日 04:44 ]

練習に汗を流す旗手(左)と南野(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 南野はトップ下だけではなく、森保監督が提示したインサイドハーフでの起用にも応える覚悟だ。代表で4―3―3のインサイドは未経験も、森保ジャパンで最多17得点を誇る男は「自分はトップ下が得意だが、どんなポジションでも求められたらプレーしたい」と気合十分に語った。

 長いブランクでも腐らなかった。オフ期間には走り込みなど自主トレに力を入れたことで昨季に比べて状態が上向いたといい、今季モナコでは7試合3得点と好スタート。「プレシーズンから調子は良かった。オフから今につながっている」と並々ならぬ自信を持って合流した。

 この日は強めの雨が降り出すあいにくの空模様での練習となったが、南野の表情は澄み切っていた。W杯カタール大会以来、久々に再会したチームメートと約1時間のメニューを終え「良い緊張感で練習ができた。ここから試合に向かっていきたい」と充実感を漂わせた。

 ≪大迫 経験値生かし「結果出す」≫大迫はGK陣の中で唯一、先月の欧州遠征を戦った経験値を生かす。「新しいメンバーになったが、まずは自分の強みを出してチャンスがあれば結果を出したい」と意気込みを語った。板倉、冨安らDF陣との連係も高まってきた。ラインを高く設定する戦い方にも慣れてきたといい「GKが守るスペースは増えるが、いつも通り自分の感覚を出したい」と話した。

 ≪毎熊 2度目招集スタメン奪うぞ≫毎熊は2度目の招集でレギュラー獲りを目標に掲げた。9月のトルコ戦では右サイドバックとして初出場初先発しアシストをマークするなど存在を猛アピール。「スタメンの座を奪いにいく気持ちが僕たちにないと日本が強くならない」と、代表定着よりさらに高い目標を設定した。雨の中、森保監督と話し込む場面も見られ「前回は45分(の出場)だったので高い強度で90分できるかというところにも取り組みたい」と意欲を示した。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年10月11日のニュース