×

2発の三笘 喜びを爆発させた出場15秒後の勝ち越し弾を同点弾と勘違い「劣勢な雰囲気だったので」

[ 2023年9月25日 09:44 ]

イングランド・プレミアリーグ   ブライトン3―1ボーンマス ( 2023年9月24日    英国・ブライトン )

<ブライトン・ボーンマス>ゴールを決めた三笘(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(26)がボーンマス戦でプレミアリーグ初の1試合2得点をマークした。

 ローテーションで今季公式戦7試合目で初めて先発を外れ、1―1の後半開始から出場。「劣勢だったので必ず早い段階で(出番が)あるだろうと思っていた」と振り返った中、わずか15秒で勝ち越し弾。スペイン代表FWファティとの左サイドでのパス交換からペナルティーエリアに進入すると、最後は右足アウトサイドでゴールへ流し込み、4試合ぶりのゴールを挙げた。さらに後半32分には左クロスにゴール前で頭で合わせて2点目を決めた。

 喜びを爆発させた勝ち越し弾に関し「ちょっと勘違いしていた。点差を。ちょっと劣勢な雰囲気で」と打ち明けた三笘。先制を許したチームは前半アディショナルタイムにオウンゴールで1―1としていたが、自身が得点した瞬間は頭の中で1点を追う状況と思い込み「(得点して)引き分けになったかと」と苦笑した。

 前半は前節15位の相手に押され、スコアを勘違いするほど劣勢と受け止めていたが、その中でチームに落ち着きを取り戻す一撃となり「非常に大きな1点だった。チームがリラックスできるようになったと思う」と自画自賛した。

 6戦5勝としたブライトンはいずれも勝ち点1差で追っていた2位トットナム、4位アーセナルをかわして5位から3位に浮上。21日の欧州リーグはAEKアテネに2―3で敗れて黒星発進となったが、プレミアリーグでは3得点3アシストと好調を維持するアタッカーは着実に数字を重ねてチームへの貢献度を増している。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年9月25日のニュース