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鎌田大地、ラツィオを選んだ理由語る「よりいい選手になれる可能性がある」

[ 2023年8月17日 11:45 ]

ラツィオ公式X(旧ツイッター)から。背番号6のユニホームの手にする鎌田(左)とロティート会長

 セリエAの名門ラツィオに移籍した日本代表MF鎌田大地(27)が、クラブの公式サイトで移籍後初となるインタビューに応え、ラツィオを選んだ理由や意気込みなどについて語った。

 インタビューは鎌田が日本語で話し、イタリア語の字幕が入った形の動画で配信された。

 昨季限りで計5季にわたってプレーしたドイツ1部のEフランクフルトを退団し、移籍先を選ぶ上で「(欧州)CLに出場するチームに移籍するというのがまず第一条件だった」ことを明かした鎌田は、「(ラツィオは)その条件を満たしているチームで、(ロティーナ)会長はじめ、(サッリ)監督もそうだし、熱意を感じられたので、ここでまたよりいい選手になれる可能性があると思ったので、このチームで戦いたいと思いました」と、決断した理由を語った。

 ラツィオは4―3―3が基本布陣。鎌田はインサイドハーフでの起用が予想される。そのポジションについても言及した。

 「ナンバー8の中盤の2枚のポジションが、僕にとってはベストだと思うし、自分自身もそのポジションをやりたいと言っていたので、やりたいと言ってたことがかなえられるチームだと思います」と強調。「ブンデスリーガはセリエAとまた違うリーグ。イタリアのイメージといえば、戦術的な部分。トレーニングだったり、チームのやり方だったりを細かく説明されて、やらなければいけないことがたくさんある。そういう戦術面において、よりアイデアというものがもらえるのかなと思います」と期待も口にした。

 セリエAでは21~22年にサンプドリアでプレーした吉田麻也以来、13人目の日本人選手となる。

 鎌田は「セリエA自体は日本人にとっても馴染みのあるリーグだと思うし、昔は日本を代表する選手がセリエAでプレーしていた。ここ最近は(日本人が)所属していていないので、しっかり活躍して、セリエAの良さだったり、ラツィオの良さを日本のみなさんに知ってもらえるような活躍できればいいと思います」と意気込みを語った。

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2023年8月17日のニュース