リーグ初制覇を目指す神戸　横浜FCのドリブラー、MF新井を期限付きで獲得へ　近日中にも発表の見通し

横浜FCの新井瑞希
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　リーグ初制覇を目指す首位の神戸が、横浜FCのMF新井瑞希（26）を獲得することが16日、分かった。複数の関係者によれば、半年間の期限付きとなるもようで、近日中にも発表される見通しという。

　新井は柏ジュニアユース、浦和ユースで育った右足のドリブラー。高校卒業後は、当時元日本代表MF本田圭佑が経営参画していたホルン（オーストリア）でプレーし、その後はJ2東京Vやポルトガル1部ジル・ビセンテなどで技術を磨いてきた。

　さらなる成長を目指し、今季から横浜FCに完全移籍で加入。J1初参戦だったが、なかなか力を発揮できず、ここまでリーグ戦出場はわずか4試合に止まっていた。その中で、東京V時代に指導を受けた永井秀樹氏（52）がスポーツダイレクター（SD）を務める神戸からオファーが届き、熟考の末に、移籍することを決断したという。

　◇新井　瑞希（あらい・みずき）1997年（平9）4月14日生まれ、埼玉県出身の26歳。柏ジュニアユース、浦和ユースを経て16年にホルンに加入。17年9月にJ3相模原、18年にJ3富山に移籍。19年8月からJ2東京Vでプレー。昨夏にポルトガル1部ジル・ビセンテに期限付き移籍。今季完全移籍で横浜FCに加入。1メートル70、64キロ。利き足は右。