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カズ 吉田、久保との会食秘話明かす「あれだけの選手を抱えているポイチが大変」

[ 2023年7月15日 10:36 ]

取材会見場に向かう元日本代表FWの三浦知良
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 元日本代表FW三浦知良(56)が15日、ポルトガル2部オリベイレンセと期限付き移籍を前提とした調整に入るため、羽田空港から渡欧した。契約期間は24年6月30日までで、メディカルチェックを経て正式決定する見通しだ。

 渡欧前に取材に応じた三浦は、日本滞在中に22年W杯カタール大会で主将としてサッカー日本代表を16強に導いたDF吉田麻也と日本代表MF久保建英と会食したことについても言及。「久保選手は(会食は)初めてなんですけど、今の日本代表の話やスペインリーグの話とか。5歳くらいの時に僕と一緒にボールを蹴ったことがあったり。その時の状況を聞いてあの時だと分かったんですけど、それが久保選手だったというのはわからなくて驚いた。すごい楽しい時間でした。特に今の日本代表の話が新鮮に感じて、昔と違うなと思いました。あれだけの選手を抱えているポイチ(森保一監督)が大変だなと思いました。ポイチって言ったら怒られますけど、あえてポイチで(笑)」と笑いを交えて振り返った。

 以前はW杯出場が日本代表としての目標だったが、W杯常連となった現在はW杯優勝が目標となった。自身の日本代表時代との変化についても「僕らは韓国やサウジアラビアを倒してW杯に行くということを目標にやっていたけど、今の選手たちはW杯優勝ということが目標にあるからメンタルの違いは凄く感じます。欧州の高いレベルでやっている選手も凄く増えましたし、久保選手なんかもそう。吉田麻也もまだまだ代表を狙っていると思うし、意識も高い。監督に対する要求、理想も高い。みんな1人、1人が自分のアイデンティティを持って、理想を持って、要求があるのでポイチ大変だなと思いましたね(笑い)」と笑顔。

 空港でのチェックインの際には吉田、久保との食事会に参加できなかった日本代表DF板倉滉から挨拶されたことも明かし「俺もヨーロッパ組かなと思いました(笑い)図々しい話ですけど(笑い)」とうれしそうに話した。

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