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FIFA 開幕迫る女子W杯なでしこジャパン注目の5人を紹介 “キーマン”として指名されたのは…

[ 2023年7月12日 17:13 ]

なでしこジャパンの(左から)GK山下、MF長谷川、DF熊谷、MF長野、MF遠藤
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 国際サッカー連盟(FIFA)が12日、公式ホームページで20日に開幕を控える女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会に出場する女子日本代表「なでしこジャパン」の注目の5人を紹介。3大会ぶりの優勝へ向けた“キーマン”を挙げた。

 FIFAは9大会連続9回目の出場となる女子日本代表について「11年ドイツ大会で初優勝を手にし、15年カナダ大会も準優勝と輝かしい成績を残したが、前回19年フランス大会では無念のベスト16止まり。今大会では再び世界と肩を並べるチームだと証明したい」と紹介。

 チームの核となる選手として主将のDF熊谷紗希(32=ローマ)、GK山下杏也加(27=INAC神戸)、MF長谷川唯(26=マンチェスターC)、MF遠藤純(23=エンゼルシティー)、MF長野風花(24=リバプール)の5人をピックアップした。

 主将の熊谷について「W杯出場4度目となるなでしこジャパンに最も欠かせない選手。22―23シーズンはB・ミュンヘンをリーグ優勝へと導き、新シーズンからはイタリア1部王者のローマに移籍。攻守において試合を動かす事ができ、守備の統率からビルドアップの要となる存在。ドイツ1部で全体1位となるパス成功率92%という驚異的な数字を叩き出した」と紹介。

 長谷川については「主将の熊谷を支える“なでしこの心臓”。プレースタイルは多彩、豊富な運動量、高度な技術力、そしてクリエイティブなセンスなど全てがワールドクラス。海外でも一目置かれる存在として成長を続けており、鍵穴を通すようなスルーパスはサッカーファンを虜にするだろう」と称賛した。

 そして、今大会の“キーマン”としては背番号10を背負うことになったMF長野を指名。「冷静な状況判断やゴールへの起点となるパス、さらにチームメートから称賛されるほどのゲームコントロール力を持つ選手。所属するリバプールの指揮官からも高評価されており、決定機の演出や危険なパスを予測し相手の攻撃の芽をつむ守備でも際立った存在になる」と紹介。池田監督が就任した21年10月以降、岩渕の不在時に背番号10を任されてきた頼れるボランチの活躍にFIFAも期待を寄せていた。

<なでしこジャパン 7月の試合日程>
▼14日 国際親善試合パナマ代表(ユアスタ)
▼22日 W杯1次リーグ第1戦ザンビア代表(ワイカト)
▼26日 W杯1次リーグ第2戦コスタリカ代表(ダニーデン)
▼31日 W杯1次リーグ第3戦スペイン代表(ウェリントン)

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