なでしこ長野風花　“W杯仕様”ボディーで闘志メラッ　「当たり負けしなくなった」

練習に汗を流す長野（撮影・西海　健太郎）
Photo By スポニチ

　女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会（7月20日開幕）に臨むなでしこジャパンは28日、千葉市内で合宿2日目の練習を行った。1月にイングランドのリバプールに移籍したMF長野風花（24）は「ずっと目指してきた場所なので気持ちが高ぶっている」と闘志を燃やした。

　移籍後は「風花は弱いから筋トレしろ、と言われた」と、他選手を上回るウエートトレーニングに打ち込み“W杯仕様”のボディーをゲット。約半年で体つきは一回り大きくなり「当たり負けはしなくなったと思う」と手応えを口にした。初出場にも物おじしない強メンタルも持ち合わせる。「日頃からスーパースターと試合をしているので大丈夫」と頼もしかった。

　≪宮沢14日仙台凱旋へ「凄くホーム感ある」≫7月14日に仙台で行われる親善試合パナマ戦が“凱旋試合”となるMF宮沢が活躍を誓った。「自分にとって凄くホーム感がある中でプレーできるうれしさがある。たくさんの思いを背負って頑張りたい」と意気込んだ。W杯は初出場だが、18年のU―20W杯は池田監督の下で優勝を経験。「（W杯は）総力戦になると思うが、まずはその舞台を楽しみたい」と話した。