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守田所属スポルティング 日本代表トリオ誕生も!?FW上田とDF菅原を“リストアップ”と現地紙報じる

[ 2023年6月22日 21:03 ]

日本代表FW上田(左)とDF菅原
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 日本代表MF守田英正(28)所属のポルトガル1部スポルティングは、今夏の移籍市場で同代表FW上田綺世(24=セルクル・ブルージュ)を獲得候補にリストアップしたとポルトガル紙レコルド(電子版)が報道。同クラブは同代表DF菅原由勢(22=AZ)の獲得も狙っていると報じられており、日本人選手の“ダブル獲り”なるか注目が集まる。

 FW上田は昨年7月に鹿島からベルギー1部セルクル・ブルージュへ完全移籍。加入1年目ながら通算22得点2アシストと大活躍。惜しくも得点王は逃したが、堂々の得点ランキング2位でシーズンを終えた。

 先日のエルサルバドル戦ではA代表初ゴールもマーク。右足の違和感のため途中でチームを離脱することになったが、自身のインスタグラムでは妻で女優、モデルの由布菜月との2ショットを披露するなどファンへ向け「エルサルバドル戦での怪我で離脱することになりました。悔しいですが、今は焦らず来シーズンに向けて準備します。応援ありがとうございました」とメッセージを発信した。

 今シーズンの活躍により地元メディアからはイングランド・プレミアリーグかドイツ1部のクラブにステップアップする可能性を報じられ、移籍金は加入時の120万ユーロ(約1億8000万円)から現在は3倍近い350万ユーロ(約5億2000万円)まで上昇しているとも報道。今夏の移籍市場で注目を集めていた。

 レコルド紙はFW上田について「スポルティングはポルトガル代表FWパウリーニョとポジション争い可能なストライカーの獲得を目指しており、FW上田をリストアップした」と報道。ただ、あくまでトップターゲットは英2部コベントリー所属のスウェーデン代表FWギェケレシュだとし、獲得失敗した時の次のターゲットだと指摘。なお、上田の獲得にはアモリム監督やクラブ幹部も“前向き”だという。

 さらにスポルティングは今夏の退団が濃厚とされる元スペイン代表DFベジェリンの代わりとなる右サイドの補強が急務だとされており、先日にはポルトガル紙オ・ジョゴ(電子版)がDF菅原の獲得を狙っていると報道。

 同紙は25年6月まで契約を残す菅原について「AZは当初、移籍金を1000万ユーロ(約16億円)に設定していたが、菅原が移籍を望んでいることから800万ユーロ(約12億円)に下げた。スポルティングは最大で850万ユーロ(約13億円)の支払いが可能だ」と説明。「スポルティング強化部は欧州カンファレンス・リーグでのAZの試合を現地で視察した際、この選手に好印象を抱いており、守田よりも流暢な英語を話すこのウインガーが、すぐにチームに溶け込めると確信している」と強調。

 また、他の獲得候補としてはスイス1部バーゼルのDFエンドイェやシャフタール・ドネツクからRマドリード・カスティージャ(Bチーム)に期限移籍中のブラジル人DFビニシウス・トビアスなどの名が挙がっているもよう。MF守田がポルトガルの地でFW上田、DF菅原ら日本代表のチームメートと共闘することになるのか注目だ。

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