ハーフナー・マイク氏　セカンドキャリアで奮闘中「拒まず何でも幅広く」

アスリートのマネジメント事業を中心に活動する所属の株式会社「UDN　SPORTS」のサッカースクールなどのサポートを行う今年1月に現役引退を発表した元日本代表FWハーフナー・マイク氏
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　なでしこジャパンのMF長谷川唯が18日に千葉県内で小学女子を対象に行ったサッカークリニックに、高身長で、一際目立つスタッフがいた。今年1月に現役引退を表明した、元日本代表FWハーフナー・マイク氏（36）だ。

　「長谷川唯ガールズサッカークリニック」は、ハーフナー氏も所属するアスリートのマネジメント事業を中心に活動する株式会社「UDN　SPORTS」が主催。そんな縁もあり、引退後は同社が行うイベントなどの手伝いもしているという。前日は、日本代表復帰を目指すMF原口元気（32＝シュトゥットガルト）が行ったイベントに参加。この日も炎天下の中、参加した小学女子に積極的に声をかけるなど、イベントを大いに盛り上げた。

　ハーフナー氏は現役時代、1メートル94の長身を生かし、Jリーグでは横浜、福岡、鳥栖、甲府、神戸、仙台で活躍。海外でも両親の母国でもあるオランダのフィテッセやデンハーグを始め、スペインのグラナドなどでプレーし、今年1月に現役引退を表明した。

　引退後は今回のようなイベントの手伝いや、最近ではプレミアリーグの解説にもチャレンジ。今後はサッカー関係だけではなく「声をかけていただいたら、拒まず何でも幅広くやっていきたい」と意欲的だ。

　明るい性格で知られ、ファン・サポーターからの人気も高かったハーフナー氏。「セカンドキャリアは難しい」と苦笑しながらも、「出会いを大切に、とにかく明るく、楽しみながらやっていきたい」と先を見据えていた。