鹿島・鈴木優磨が理想的な「ごっつぁん」ゴール　チームは横浜FCに3発快勝

明治安田生命J1リーグ第3節   鹿島3―1横浜FC （ 2023年3月4日    ニッパツ ）

＜横浜FC・鹿島＞前半、勝ち越しゴールを放ち、勢いそのままに転倒する鹿島・鈴木（撮影・木村　揚輔）　
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　鹿島はFW鈴木優磨（26）の昨年8月以来となるゴールなどで横浜FCに3発快勝した。久しぶりにゴールネットを揺らした鈴木は「いつぶりだよという感じ」と胸をなで下ろした。

　1―1で向かえた前半38分、右サイドを抜け出したDF常本の折り返しを相手DFと競り合いながら押し込んで勝ち越した。一度は鈴木のゴールとアナウンスされたが、オウンゴールに修正。「後半が始まってオウンゴールになったと聞いてから全然集中できなかった。完全に自分の足に触ってたのに…」と苦笑いした。

　相手と競り合いながら、倒れ込みながらという泥臭いゴールだったが、鈴木はこのゴールが最高のゴールだという。「（押し込むだけの）ごっつぁんゴールだったが、FWの理想の点の取り方。仕上げまでつくってもらって、触るだけのゴールがFWの理想。点を取れて良かった」。ストライカーとしての矜持を感じさせた。