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【一問一答】C大阪・香川真司が練習に合流「ただ走るだけでも幸せ」

[ 2023年2月7日 16:07 ]

練習開始前に笑顔のC大阪・香川真司
Photo By スポニチ

 ベルギー1部シントトロイデンから古巣のC大阪に復帰した元日本代表MF香川真司(33)が7日、大阪市のセレッソスポーツパーク舞洲でチームの全体練習に合流した。

 午前9時30分からのミーティングの後、同10時に桜色の練習着を身にまといグラウンドに姿を見せ、チームメートにあいさつ。3組に分かれてのミニゲームにも参加するなど、ほぼフルメニューを順調にこなした。

 以下は香川と一問一答。

 ――初合流。練習終わった感触は?
 初めての練習で、まず日本でプレーするのは久しぶりですし、まだ住まいは決まってないので、そういうところの環境もまだ日本に住むという感覚がない。まずはそういうところから慣れていきたいなと。トレーニングも同様、新しいチームのもと、練習もそうですし雰囲気も違いますので、どういうものを求められて、どういう雰囲気の中で練習するのかっていうのを最初は知りたかった。まず焦らずに、そういうところをしっかりと体に染み付かせて、徐々にフィットしていきたいと思います。

 ――今後の展望。
 ピッチに入ればしっかりとチームとして監督が求めるもの、個人的にはやっぱり自分がどういう選手か、どういうものをこのチームにもたらせるか、というのはやっぱりピッチの上でアピールしないと。それはみんなも一緒ですけど、言ってしまえばやったもん勝ちというか、そういう世界だと思っている。自分のことをアピールしないと相手にも伝わらないので、そういうところのコミュニケーションはうまく取りながらやっていきたい。

 ――「セレッソでプレーすることにわくわくしている」と会見で述べていた。
 さっきも言ったようにやっぱりまだ日本でプレーする、住むっていうのは本当にイメージが正直ついてないんで。徐々に慣れてくるのかなと思いますし、まだなんか不思議な感じがします。

 ――開幕まであとわずか。どう調整を進めるか。
 怪我もしていたので、手術をして。練習できている状況ではあるんですけど。しっかりと自分の体と向き合いながら、やっぱり新しいチームになったとき、どうしてもモチベーションをコントロールするのが一つ大事なってくる。そこは自分の体と向き合いながら、あとは監督、メディカルチームが、やはり改めて日本はそういうところをすごくコミュニケーション取りやすいなとも感じてますんで、日々体の状況を話し合いながら1日でも早く自分のいい状態をもっていけるようにベストを尽くしたい。もちろん開幕も2週間後に迫ってますけど、個人的にはそこからのシーズン長いので、あくまでシーズンを通して戦うという意味でも、まずはいろんな変化がありますから、そこをしっかりと頭と体に染み付かせて、うまくコントロールして。別に具体的にスケジュールは決めてないですけど、1日でも早くいい状態を皆さんに披露したいし、そういうためにトレーニングと日々の生活を徹底してやっていきたい。

 ――サポーターも楽しみにしている。
 たくさんのサポーターの皆さんがね、ホームスタジアムに駆け付けてくれると願ってますし、もちろん僕自身のキャリアであったり、ここでやってたっていうのもあり、いろんな期待であったり、そういうものを感じることが多いと思いますけど。まずやっぱり自分自身の持っているものをピッチの上で表現したいし、結果として示すことはそれは積み重ねてきたものと一緒に変わらないので、そこを集中してやっていきたいなと思います。

 ――メニューをこなして体の状態は。
 体がいい状態に感じるのは多分きっと新しい環境で、新しいチームということでフレッシュな状態であるので、そこをあんまり自分も考えすぎず、これから体の疲労であったりいろんなものが出てくるので、フレッシュですけど、そこは謙虚にやっていきたい。

 ――昨年練習にも参加。懐かしさは?
 舞洲でやるのは僕はやってきてなかったので、環境としては新しいですし、施設もそうですしこういうところは日本は恵まれていると改めて感じました。

 ――足の状態は手術前と比べて不安がない状態か。
 痛みというものはなくなったんで、そこは本当にウォーミングアップしながらでも、ただ走るだけでも幸せに感じるし、やっぱそれはすごくサッカー選手にとって痛みがなく怪我なくサッカーするというのは本当にありがたいことだなとすごく感じてます。やっぱり慢性的なところはね、この歳になったら出てくると思うし、完璧じゃないところもあるので、細かくそういうところのトレーニング、ケアも重要になってくるし、日本はピッチが硬いので。いろんな反応があるんじゃないかなと思っているので、しっかり準備していきたい。

 ――練習前、どんな挨拶を仲間にしたか。
 一通り、去年4月にトレーニングしたときにある程度の選手は一緒にやっていたが、ただ今回立場が違うし、改めて選手として、セレッソの選手としてプレーするので、そこは自分自身がうまくスイッチを入れなきゃいけないし、そういう緊張感は非常にこれから重要になってくるかなと思います。そういうことも話しました。

 ――清武主将と何か練習前に話したことは。
 特にキヨとはきょう本当に久しぶりに会ったので、これからそういうコミュニケーション取りながら、一緒になってチームをいい方向に、彼がセレッソで積み重ねてきたものもあるし、そういう意味で、経験もこのチームでは抜群ににあると思っているので、そういうところをうまくやっていきたい。

 ――関西に戻ってきて楽しみにしていること。
 やはり家族であったり、自分の近い人間、そういう彼らの前で近い場所で、こうやって生活できて。試合もそうですし、そういうものを今、喜びとして感じてます。それは非常に幸せなことかなと。あとはそうですね・・・。昨日、大阪に入ったんですけど、ニュースつけたらやっぱり野球が人気だなと、改めて感じた。スポーツ番組見ながらそこは文化の違いというか、それに負けじとサッカーもね、しっかりと結果を残して皆さんに知ってもらえるように、盛り上げられるように僕たちは日々練習していきたいと思います。

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