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吉田麻也 思い描く“20年後”の壮大なプロジェクト 「僕が例えば代表の監督とかやった時に…」

[ 2022年12月20日 12:53 ]

吉田麻也
Photo By スポニチ

 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表主将でDF吉田麻也(34=シャルケ)が19日深夜のテレビ朝日「FIFAワールドカップ2022 総集編」(前0・20)にVTR出演。「ナインティナイン」の矢部浩之(51)と対談した。

 日本サッカーの未来について「これは僕の壮大なプロジェクトなんですよ」と切り出した吉田は熱弁をふるった。

 「子供たちがサッカーを好きになるということはサッカーの人気が上がるじゃないですか、単純に。サッカーが人気になると、サッカーをする子たちが増える。僕たちA代表が大きなトーナメントで結果を出すと。それを見てくれていた今の小学生の子たちが15年後、20年後、代表でプレーする。そして、その時、僕が例えば代表の監督とかやった時に、その子たちが選手としてその土俵に立って、代表で活躍してもらうと。それで(久保)建英とか堂安(律)にお疲れ!って。そういう世代交代までいけたらなと思ってますけどね」と、今の子供たちが久保や堂安と世代交代するまで持っていくビッグプランを思い描いていることを明かした。

 こうした考えは、これまでの代表の流れを踏まえたもので「今までもつなげて、越えていこうと。ドーハの悲劇を経験した監督が今回代表監督で。僕ら日韓を見た選手たちとかそれより後のドイツとか南アフリカを見た選手たちが立っている。これがずっと続いていく。W杯に出続けなきゃいけない理由はそういう所にもあると思うんです」と語った。

 自身の4年後について「みんなに聞かれるんですけど。逆に聞きたい、矢部さん4年後何してますか?」と逆質問。「そりゃワールドカップキャスター」と答えた矢部に、「そのためには収録で結果を出し続けなきゃいけないじゃないですか。プライベートでも粗相がないようにとか。僕も同じで、毎週の試合で自分のパフォーマンスを上げて、コンディションを落とさないって言うのを繰り返していくうちに代表に選んでもらえる可能性もあるし、若い選手で若返りをした方がいいっていう判断されることもあるし。ここからの1年が勝負なんだと思ってます。その先にアジアカップがあって、予選が始まってW杯がありますので。ますます盛り上げていきたい」と述べた。

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2022年12月20日のニュース