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コスタリカのイラク戦が中止 パスポート問題でドタバタ GKナバスは実戦ゼロでW杯へ

[ 2022年11月17日 12:20 ]

ケイラー・ナバス
Photo By スポニチ

 サッカーのW杯1次リーグE組第2戦(27日)で日本と対戦するコスタリカが、17日に予定していたイラクとの親善試合が中止になった。コスタリカは9日に国内でナイジェリアと壮行試合を行ったが、欧州組を加えたフルメンバーでの実戦調整ができなくなり、23日のスペインとの1次リーグ初戦をぶっつけ本番で迎えることになった。今季パリSGで公式戦の出場がないGKナバスにとっては試合勘の確保やチームメートとの連係を確認する唯一の場となるはずだっただけに大きなダメージとなりそうだ。

 クウェートで事前合宿中のコスタリカは、イラク入国時にパスポートにスタンプを押さないことでイラク側と事前に合意。イラクの入国スタンプがパスポートにある場合は米国などへの入国に影響するため、特別ビザの発給を受けることになっていたという。しかし、入国審査でイラク側がパスポートへのスタンプを主張。コスタリカ側が拒否して入国できなくなったという。

 コスタリカ代表は一部スタッフが先乗りで入国し、既に試合で使う予定だったユニホームやスパイク、医療用具などもイラク国内にあるため、その回収が必要になるという。

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2022年11月17日のニュース