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浦和MF関根 サポーターに呼びかけ「一人でも多くスタジアムに足を運んで」あすACL準決勝で全北と対戦

[ 2022年8月24日 11:54 ]

浦和・関根貴大
Photo By スポニチ

 アジア・チャンピオンズリーグ東地区の準決勝はあす25日、埼玉スタジアムで行われ、浦和は全北(韓国)と対戦する。浦和は勝利すれば準優勝した19年以来、3大会ぶりに決勝進出。西地区と争う決勝は来年2月19、26日にホームアンドアウェー方式で開催される。

 24日に同会場で行われた前日会見に出席したMF関根貴大(27)は「まだ何も成し遂げていない。今までやってきたことをすべて出し切って、日本を代表して、良いサッカーをして勝ちたい」とし、そのうえで「サポーター、ホームの埼スタでやれているアドバンテージを最大限に活かして、キックオフの笛が鳴ったときから全員が死に物狂いで戦いたい」と意気込んだ。

 チームとしては07年から全北とは7度目の激突になる。07年の準々決勝では2連勝しているが、その後は1分け3敗。苦戦を強いられているが、「韓国勢とやるのは楽しみに思っている。激しいプレーもあるだろうし、日本にいろんな思いがあると思う。ただ、自分たちはやり返すだけなので、それを楽しみたいし、負ける気はさらさらない。全力でぶつかりたい」と言葉に力を込めた。

 関根は19年大会に準優勝を経験しており、「自分はACLのタイトルをとったことがなく、特に19年の悔しい思いはまだ残っている。その思いを晴らすのはこのACLの舞台しかない。まずは明日勝って、決勝のピッチに立てるように頑張りたい」と強調。さらに会見終了の声をさえぎり、サポーターに向けて「明日の試合は大一番になるし、一人でも多くのサポーターにスタジアムに足を運んでもらいたい。一人の力が選手の後押しになるので、サポートをお願いしますと伝えたい」と思いを話した。

 浦和は同大会の決勝トーナメントに入ってから、2試合で9得点無失点と大爆発。埼玉県での集中開催という“地の利”も生かし、1回戦はジョホールDT(マレーシア)に5―0、準々決勝でBGパトゥム(タイ)に4―0で快勝している。

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2022年8月24日のニュース