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名古屋が鳥栖に8試合ぶり勝利 暫定4位浮上の長谷川監督「鳥栖さんに一矢報いたかった」

[ 2024年5月18日 22:13 ]

明治安田J1リーグ 第15節   名古屋2ー0鳥栖 ( 2024年5月18日    駅前不動産 )

名古屋・長谷川監督
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 “天敵”相手に名古屋が内容でも圧倒し、勝ち点3を手にした。中2日でスタメン5人変更する中、試合開始からハイプレスを展開。リズムをつかむと前半6分、長い距離を走って敵陣ゴール前まで走り込んだMF稲垣祥が右足ミドルを叩き込んで先制点を挙げた。

 「(ランニングは)僕の持ち味の一つで、それを出せるようにサポートしてくれたチームメートに感謝」。稲垣は数的優位になった後半5分にも敵陣エリア内に侵入し、MF倍井謙の追加点を演出した。「ボランチが絡んでいくと、ウチの攻撃は活性化する。継続していきたい」。全2得点に胸を張った。

 シュート数は鳥栖の5本に対して16本。ボール保持率でも54%と上回った。数的優位になりながら最後に追いつかれた昨年10月の対戦を引き合いにし、長谷川健太監督は「(ハーフタイムに)同じ轍を踏むな、もう1点いくぞ!と伝えた。ずっと鳥栖さんにやられていたので一矢報いたかった」。後半開始からスピードのあるMF中山克広を投入する“攻めの采配”に会心の笑みを浮かべた。

 対鳥栖リーグ8試合ぶりの勝利に「勢いの付く勝利だった」と指揮官。次戦・京都戦で今季2度目の3連勝をつかみ取る。

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