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なでしこ宮沢 準決勝敗退に新たな決意「代表の中心になれるように、出ているだけで満足してはいけない」

[ 2022年2月4日 05:33 ]

<日本・中国>前半、シュートを放つ宮沢(左)
Photo By ゲッティ=共同

 W杯予選を兼ねるアジア杯(インド)に臨んでいるFIFAランキング13位の女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は3日、準決勝で同19位の中国に2―2の末のPK戦で3―4で敗戦した。W杯出場権を獲得したものの4強で姿を消し、3連覇はならなかった。

 MF宮沢ひなた(22=マイナビ仙台)は「みんなで勝ちたかったというのが一番だし、負けてしまったのは悔しい」としつつ、「ここで落ち込んでられる時間もない。個人としてもチームとしても成長してみんなで集まれるように切り替えて頑張りたい」と振り返った。

 今大会で一気に池田ジャパンの主力に成長した。全5試合に出場し、うち4試合で先発。準決勝の中国戦でもアシストした。「まずはゴールというところは常に意識していたし、前を向いて仕掛けることやゴールが見えたらシュートは意識していた」としつつ、「どこかでもっと貪欲さを出さないといけないと思うし、点がほしいときに自分で仕掛けてチャンスメークするというところは足りない」と強調。そのうえで「大会を通して試合に関われる回数は今まで以上に増えた。その中で出場機会をもらっているからこそやらなければいけないことはもっとある。自分としては代表の中心になれるように、出ているだけで満足してはいけない。自チームに帰ってからも貪欲にゴールを目指すことを追求したい」と言葉に力を込めた。

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2022年2月3日のニュース